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※意見には個人差があります。(c)さだまさし
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2002年08月05日（月） [長年日記]
本日から住基ネット仮運用開始。住基とは住民基本台帳、つまり住民票のこと。それがネット化されれば、実家に置いたままの住民票を下宿近くの役所で交付できるようになりますよね。それどころか、住民票の提出を要するお役所仕事（例えばパスポート申請）について、住民票を提出する必要がなくなりますよね。便利ですよね。というのが総務省の見解です。
私としては、個人情報がどうのこうのという点については改善の必要が、もっと言えば不安を拭い去る必要があって、その意味で時期尚早と思っているのですが、住基ネットそのものについては賛成の意見を持っています。それに対し、「人間に番号を振るのですか」という感情論もあります。番号なんかあちこちで振られているじゃないか、大学には学籍コードというものがあり、会社に入ったら社員番号というものがあるでしょう、ビデオのレンタルにも会員番号が振ってあるでしょう、それを今更何を言う、という気がするのです。それらとは「否応なく」という点で異なりますが。
ただ、感情論を振り回す某キャスターは気にくわない。
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