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※意見には個人差があります。(c)さだまさし

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2004年01月17日(土) 「綾小路きみまろみたい」と言われると悲しい。 [長年日記]

クイズ研究会

今日が、私にとって最後の例会でした。最後にふさわしいかはともかく(笑)、楽しませていただきました。未だに「天」とか「誤」にこだわるのは理解しかねますが、それは考え方の違いなのでしょう。

少なくとも私の場合、例会では勝つのが目的ではなく、楽しむのが目的です。真剣勝負の楽しさもいいですが、そんなに打ち込むつもりもない。その場でみんなが笑っていただければいいのです。そんな企画をこれまで打ってきたつもりです。

今後のこと。

春合宿には参加しません。修論の最終締め切り(補足や訂正などを含めたもの)が3月中旬であること、引っ越しなどで忙しいこと、そして小笠原に行くのが理由です(詳細は後日書きます)。

名大祭(6/5(土))には参加できないと思います。4・5月は研修(京都)で6月から正式に配属されるので、引っ越しなどでドタバタしていることが予想されるためです。もし夜には時間がとれたとしても、隔年ルールにより今年は鉄研に顔を出します。

ヤマアラシのジレンマ

有名な心理学の寓話です。一組のヤマアラシが身体を温め合っているのだけど、近づくと棘が刺さって痛い、離れると寒い、というジレンマ。それを繰り返しているうちに、痛くもなく寒くもない距離を見つける、というお話だったかと思います。(違ってたらコメントしてね、特に心理学な人)

人間で言うと、こうなると思います。近づくと自分が傷つくだけでなく相手も傷つける、かといって離れると寂しい。そのうち双方の幸福の和が最大になる距離(これを「適当な距離」と呼ぶことにします)を見つけていく、と。

この「適当な距離」を見つけるには、多くの時間と労力と犠牲と経験が必要だと思います。すんなり見つけられる人には、この苦労はわからないでしょうが。

いや、私だって、友人関係はうまくやっていけていると思ってますよ。上下関係だって、昔はどうしようもなかったけれど、今は結構まともだと思ってます。

だけど、ある特定の関係では、どうしても近づきすぎてしまう。そして傷ついて、傷つけたことを責めて、遠くへと離れてしまう。そして、寂しい寂しいと泣いている。それだけならまだしも、泣いてることをわかってもらいたくて、また近づいて、突き放される。あるいは恨んで、周辺もろとも関係を破壊しようとする。こうなったら最悪だ。

特定の関係とは、離れがたき思いを抱いている関係。離れがたいのなら、適当な距離を置けばいい。きっと、恋愛でも二人の間に「適当な距離」を置くことが、長続きするコツなのでしょう。でも、結果的には、離れがたいのに自分の手で関係を破壊してしまう。そんなの、もうやだ。

傷つけたくないから近づかない、では、未来がないことも、最近ようやくわかった。

適当な距離を、身につけないと。そのためには、傷つくことに臆病にならないように。これから、はじめます。

追記

もう大丈夫、吹っ切れた、と思ってたのに。

環境が変わるまで、待つしかないのかなぁ。


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