すべてがネタになる
2023|03|
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2002年10月19日(土) [長年日記]
今日は、私がこの日記を書く時のポリシーについて語ることにします。
ホームページの入門書にはよく書かれていることですが、ネットに文章をアップするということは、その文章を全世界に向けて発信すること、つまり世界中から見られるようになる、ということを意味します。それならば、ホームページに載せる文章は、世界中の誰に読まれてもよい文章でなければなりません。当たり前のことです。誰にも読まれたくない文章はもちろん、特定の誰かには読まれたくない文章だって載せるべきではありません。
ネットに文章を載せるのは、HTMLファイルをFTPすることだけではありません。掲示板への書き込みについても同じです。掲示板は気軽なだけに、そこら辺の認識が欠如してしまうことがあるようです。自分のホームページを持っていない人は、要注意。
特定の人にしかアドレスを教えない「隠しページ」にしても、そのアドレスが見つかりさえすれば隠しでもなんでもないことを念頭に置くべきです。携帯電話にスパムメールが届いてしまうように、4桁の暗証番号が1万分の1の確率で当たってしまうように、思いがけない方法で見つけられることもあるのです。情報は形のある物とは異なり、いったん流布してしまうと取り返しのつかないことになることは、官公庁や企業が時々やらかす個人情報漏洩のニュースで知られるとおりです。隠しページは結構ですが、見つかっても笑って済ませられるくらいの心構えでいるべきでしょう。
以上は、一言で言うと「言ってはいけないことは言うな」ってことです。
文章を載せるということは、必ず読み手が存在します。読み手が不快になる文章は載せるべきではないでしょう。もちろん、同じ文章を読んでも不快に思う人と思わない人がいることでしょう。誹謗中傷はもちろんですが、喧嘩だって自分が当事者ではないにしても見ていて気持ちのいいものではありませんし、愚痴も一言二言ならまだしも、だらだらと長いこと書かれていては読む気も失せるというものです。折角書いた文章が人に読まれないのは、書き手として悲しむべきことでしょう。おしゃべりを考えてみてください。話を弾ませるにはどうしたらよいですか。
私の日記は、一応今までに述べたことに留意をして書いているつもりです。本当にやばいことは書いていませんし、少なくともここ1年については、読み手を不快にさせるようなことも書いてないつもりです。自分の続けられるペースで書いています。タイトルの「すべてがネタになる」の通り、ここに書いたことが話のネタになっていれば、そして「ふ〜ん」とでも感想を持っていただければ、それでいいと思っています。
実際には、この日記を見る人の大半は私と面識がある方だと思いますが、ネットサーフィンをしてたまたま流れ着いた一見さんもおられることでしょう。私と面識がなくても愛読してくださっている方もいるかもしれません。複数のコミュニティに顔を出しているので、内輪ネタになってしまっているかもしれませんが、すべてをいちいち説明するのは面倒なので、そのあたりはご容赦ください。
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